こんにちは。the_st0neです。
今回は、中学受験勉強の計画の立て方についてお話しします。お子さんの中学受験を考える中で、まず初めに考えるべきことはこのことだからです。
なお、ここでいう計画とは、何年生から、どんな方法で、どれ位の勉強時間で準備してゆくか、という意味であり、スケジュール管理を親か塾が担うべき、との理解で書き進めてゆきます。
1.何年生から受験対策をするべきか
どこからが受験勉強か、というのは人によって違うと思いますが、ここでは、塾に通うor具体的に志望校の目標を決めて勉強時間を増やすことを受験勉強と定義します。
人によって、また、目指すレベルによって異なると思いますが、低、中学年の塾通いは必要ないです。それよりももっとたくさんの習い事を経験させるか友達と遊ぶ時間を持った方がよいと思います。どうしても早く通わせたければ、4年生くらいからかなと。
おすすめは、1〜4年生くらいまでは四谷大塚の予習シリーズやチャレンジ◯年生の、一つ上の学年のものを少しずつ進めてゆき、5年生から本格的に受験対策をしましょう。
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2.本格的な受験対策とはどんなものなのか
具体的には、5年生のころにぼんやりと志望校を決め、6年生の10月ごろには第1志望の過去問を手に付けるレベルを目指して勉強してゆく、ということです。
a.塾に通う場合
特に気にせず、塾の宿題をこなせるように頑張りましょう。過去問を解く時期も、塾の先生に相談するのが一番です。
b.塾に通わない場合
5年生のうちに小学校の範囲を一通り勉強しましょう。
5年生終わり頃には1月校(関東の場合、東京に最難関の学校が多く、2月に試験を行います。それに次ぐレベルの学校として、埼玉、千葉の栄東や開智、東邦大東邦、渋幕などが1月に試験を行います)の過去問を解いて力試しをしましょう。
そして、6年生の前半に苦手分野の復習と第2,3志望までの過去問を3年分くらい(直近のものは直前期まで残しておく)やっておき、後半は過去問を含めて演習を積んでゆくのがよいと思います。
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3.勉強時間(学校の宿題以外)はどれくらい確保すべきか
小学校3年生くらいまでは特に気にせず、得意な教科だけは毎日1時間くらいやるといいと思います。
小学校4年生からは苦手な教科を模試で確認した上で、小学校3年生までの勉強量に加えて、苦手分野に毎日30分くらい費やしましょう。
小学校5年生以後は、目指すレベルによってまちまちだと思います。毎日最低3時間くらいはやっておきたいですね。朝早起きして1時間、学校から帰ってきてから2時間くらいやれば達成できますね。
ざっとこんなところです。塾に通う、通わない場合に応じて、細かく書き分けて連載化してゆくつもりですので、よかったら参考になさってください。